まろやかの星

実は寂しい一人旅のことなど書いていきたい

3日目旅行 京都嵐山、縁切り寺の絵馬怖い

旅行の詳細なメモを残していなかったから記憶が薄れている…
3日目(2019年1月25日)は嵐山に行くことにした。左膝裏の痛みは治まっていた。
1月末で花も何もない風景の嵐山でも観光客は大勢いた。もしこれがピーク時だったら歩道から人が溢れかえって、車道に人がはみ出るのも仕方がないと思う。
レンタサイクルがあったけれども観光客がこの何倍もいたら役に立つのだろうか。

適当に歩いてみよう。


晴れていたが冬の風景なので草木も寒々としている。

化野念仏寺というところがミステリアスって感じで面白そうと歩いて行った。
30分以上歩いただろうか、かなり遠かった。道中も閉店した店ばかり出てきて楽しくない。
ようやく着いたその寺の受付の人も「えっ歩いて?!」という反応だった。

寺内には石仏がたくさん集められ、不思議な光景だった。しかし一人で来ている私には話し相手もいないので10分もかからぬうちに退出した。
帰りはバスで嵐山まで行き、天龍寺の敷地内にある精進料理「篩月(しげつ)」で昼食を食べることにした。

20年前に食べたときに「普通の野菜が!こんなにも美味しいの!?嘘!すごく美味しい!!!」と衝撃だった。

今回は衝撃とまではいかないが美味しかった。

嵐山を去り、賞味期限10分というくずきりの有名店へ行った。店内は満員。価格は千円ほど(写真は食べかけだったかも)。

くずきりなんて普段食べないので期待大!!だったのに三口で飽きた。残りのくずきりが苦行に。残した。

微妙な気持ちになりながら街をふらついていると縁切りの寺に到着。

ここの絵馬に書かれていることが怖い。
呪いの言葉ばかりなのだ。

「死ね」が50個ほど書かれているのは当たり前。恐らく相手方の本名を書きその相手の家族まで呪う言葉もある。
思いが強いほど小さな字でびっしり書いている。
その内容に笑いがでそうで顔がにやける。

「好きな人にもうつきまとうのは止めてくれと言われて今は止めている。でも!!!いつか彼に振り向いてもらえるように!そのためにはまた接触しなきゃ」みたいなストーカー行為始めます、みたいな内容の絵馬もあった。

それ以外にも「病気と縁を切りたい」という切なくなる絵馬もたくさんあった。そうかそういう縁切りもあるよね。

 

どこかの観光地で撮った写真。


この日、もう京都観光は疲れたわと、歌い手に興味はなかったが流行っていたのでボヘミアン・ラプソディー」の映画を見に行った。しかし、ほとんど知らないおじさんの映画に没頭できず、さらに終盤の「ここからライブのシーンで大盛り上がり」直前で我慢できずにトイレに行った。

その帰り駅で電車に間に合わない!と初めてエスカレーターを走って上がった。エスカレーターを走る人の気持ちが分かった。

今夜は京都駅から明朝山梨県河口湖に到着する夜行バスに乗った(この日の風呂はどうしたのだろう?)。
あらためて感じたが夜行バスを耐えられるほどの体力はなかった。きつい。